ベントレーのカルチャー

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Andrea Jensen leaning on a workbench and holding paint chips while smiling at the camera.

塗装

アンドレア・ジェンセン

ベントレーのカラーと素材と仕上げを担当するチームはどのようにして塗装の色合いを生み出すのでしょうか?インスピレーションの源はどこなのでしょうか?CMFチームの責任者、アンドレア・ジェンセンが説明します。 

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Darren Day stood next to a silver Bentley Continental T, with the passenger side door open.

Continental T

ダレン・デイ

Continental Tはベントレーに革命をもたらしました。革命の始まりはスターターボタンでした。

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新たなクリエイティブディレクター

ブランドというものは進化し、変化に適応するものが生き残り、成長していきます。絶え間なく進化するビジョンに対応するため、ベントレーは二人の外部クリエイティブディレクターを選任しました。今後はブランドアドバイザー兼デザイナー生沢舞と写真家のグレッグ・ウィリアムズ氏が協力し合い、広告宣伝の方向性やライフスタイルコレクションの提案などを中心に、新たな視点で精力的なストーリーテリングを展開します。

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年表でたどるベントレーの歴史

ベントレーモーターズの輝かしい歴史を年表や写真とともにご覧ください。モータースポーツでの偉業、語り継がれる名車、ベントレーのイノベーションとパフォーマンスの礎を築いた先駆者たちをご紹介します。

ヘリテージ

  • ベントレー8リッター

    8リッターはW.O.ベントレーの最高傑作と言われ、ベントレーモーターズの第1章の幕切れにふさわしい名車でした。中でも「GK 706」はW.O自身が「カンパニーカー」として使用し、妻と二人でフランス南部までノンストップのドライブを楽しんだ車でした。W.Oは80歳の誕生日にベントレードライバーズクラブの集まりでGK 706に再会しています。 

    1930年、究極のラグジュアリーと余裕のパワーを求める顧客の要望に応えるために発売された8リッターは、W.O.ベントレーの代表作となりました。6½リッター直列6気筒エンジンのボアを拡大して排気量を7,938ccとし、クランクケースには軽量化のためにマグネシウム合金のエレクトロンを採用。ラジエターは、これまで使用されていたレース由来のメッシュストーンガードではなく、クロームの垂直ベーンが付いた縦長のデザインでした。ロングホイールベースはフォーマルなボディを希望する顧客にぴったりでした。

    8リッターの発売時にW.O.は「完全無音で時速100マイルを発揮する車を作ることが長年の目標だったが、それが実現したと思う」と語っています。8リッターは、どのボディを選択しても時速100マイルを発揮するという折り紙付きでした。HJマリナーが架装し、W.O.が所有していたサルーン「GK 706」 を試乗した『AUTOCAR』誌は「最高レベルの自動車。(中略)パフォーマンスだけを見ても、現存するどの車にも劣っていない」と評価しました。8リッターはパフォーマンス、洗練性、先進技術を備えていましたが、1929年のウォール街の大暴落を機に長期にわたる大不況となり、高級車の販売は逆風にさらされました。ちょうどその頃、ベントレーモーターズは財政難に陥り、最終的には買収されることになります。8リッターは1930年から1932年にかけて100台製造されただけでした。 

    W.O.ベントレーが個人で所有していた8リッターは、12フィートのホイールベースシャシーにウェイマン製のファブリックボディが架装されており、この愛車でのドライブが「最も思い出深い」とW.O.が回想しています。ベントレーモーターズの買収後、この車は1932年にディーラーのジャック・バークレーからL.W.ウェルドンに売却され、ウェルドンが1年間所有した後、1933年にエリック・マッキントッシュに売却されました。その後、オーナーがさらに4回変わり、2006年にベントレーモーターズの所有となり、オリジナルの姿に忠実にレストアされました。以来、ベントレーのCEOが「カンパニーカー」として大切にしています。

  • バーキン ブロワー

    元戦闘機パイロットのヘンリー・ティム・バーキン卿はベントレーボーイズの一員です。彼は、ベントレーモーターズの設立前にW.O.からDFP車を購入したこともありました。レースでの活躍に加え、ベントレー ブロワーの開発を主導した人物としても有名です。ハードな運転で注目を集め、1928年、1929年、1930年にはル・マンに出場しています。

    W.O.ベントレーがスーパーチャージャーに乗り気でなかったため、バーキン卿はドロシー・パジェから資金援助を受け、ベントレー 4½ リッターにアムハースト・ヴィリヤース製のスーパーチャージャーを搭載しました。伝説の名車はこうして誕生しました。

    W.O.ベントレーの説得には失敗したものの、裕福な女性貴族のドロシー・パジェが彼のアイデアに賛同して十分な支援を行ってくれたおかげで、バーキン卿はスーパーチャージャー付きベントレー 4½ リッターの製造にこぎつけることができ、ベントレーブロワーは完成しました。

    ブロワーは出力が110bhpから175bhpに向上したものの、商業的には成功しませんでした。信頼性の問題もあって、レースでの成績もふるいませんでした。それでも、1930年のフランスグランプリで2位になったこともあり、ブロワーはその時代に最も名を知られたベントレーとなりました。

  • インタラクティブ・タイムラインのご紹介

    ベントレーモーターズの輝かしい歴史を年表や写真とともにご覧ください。モータースポーツでの偉業、語り継がれる名車、ベントレーのイノベーションとパフォーマンスの礎を築いた先駆者たちをご紹介します。

  • フランク・クレメント

    若い頃からレースに強い憧れを抱いていたW.O.ベントレー。彼は、ドンカスター駅で見習いとして働く2年の間にクアドラントのバイクを購入してレースを始めました。さらに2年経つ頃にはエンジニアとしての才能を開花させ、彼が改造したREXのバイクが認められてチームREXに採用されるまでになりました。ほどなくして彼は、ブルックランズやマン島TTのレースにインディアンモーターサイクルで出場するようになり、スピードとイノベーションとコンペティションの世界に没頭していきました。

    そんな頃に出会ったのがフランク・クレメントとサミー・デイビスでした。バイク愛好家であったこの二人は後に、ベントレーボーイズとして語り継がれることになります。ベントレーモーターズが設立されると、クレメントは最初の公式テストドライバーとして入社。ワークスドライバーとしてレースで活躍した後、営業マンになりました。クレメントの入社をきっかけにベントレーボーイズの時代が到来しました。

    フランク・クレメントはベントレーの歴史を語る上で欠かせない人物です。ベントレー初のテストドライバーであった彼はベントレー唯一のプロドライバーとなり、ベントレー代表として1923年から1930年まで毎年ル・マンに出場。1924年には見事優勝を果たしました。

    クレメントと意気投合したのはカナダ人ドライバーのジョン・ダフでした。ダフは1922年、ブルックランズにてベントレー 3リッターを一人で24時間運転するという記録を樹立しています。そのときの平均時速は86.7マイル、走行距離は2,000マイルを超え、ベントレーの耐久性を証明する結果となりました。

    W.O.ベントレーは当初、ル・マンへの参加に否定的でした。「クレイジーだとしか言いようがない」とW.O。「誰も完走できやしないよ。車というのは24時間走り続けるようには設計されていないんだ」ですが、1923年の第1回ル・マンにプライベーターとして参加したダフとクレメントがベントレー 3リッターで4位入賞という結果を残し、それを見届けたW.O.もル・マンの魅力に取り憑かれたのでした。

    1924年、ベントレーは社を挙げてバックアップ体制を整え、改良を施した3リッターでル・マンに挑みました。W.O.の全面的なサポートと数々のメカニカルな改良により、ダフとクレメントはベントレーに歴史的なル・マン初優勝をもたらしました。彼らの活躍によって確立されたパフォーマンスとレジリエンスの伝統は、その後のベントレーブランドに継承されました。

プロダクト

コミュニティ

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Riccardo Pozzoli entering his modified 'Safari' Bentley Mulsanne Turbo

ミュルザンヌ ターボ

リカルド・ポッツォーリ

ミラノのショールームに置かれた1985年式ミュルザンヌ ターボ。オフホワイトのその車は、静かに終わりのときを待っているようでした。ですが、リカルド・ポッツォーリには違う未来が見えていました。

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ストーリー

アンドレアス・ウースト

アンドレアス・ウーストには独特のスタイルがあります。クールといってもいいでしょう。さりげなくやっているようで、それなりの苦労はあるようですが。とにかく破天荒な人物なのです。そんな彼が好むのは既成概念にとらわれない車です。「控えめで目立たないクルマか、とことん目立つクルマが好きです」

イベント

ベントレーは毎年、ベントレーのドライバーや愛好家をはじめ、ベントレーブランドをもっと知りたいと願う人々のためにさまざまなイベントを開催しています。興奮沸き立つぺブル・ビーチ・コンコースからベントレー本拠地のCW1ハウスの見学まで、好奇心あふれるベントレーの冒険家の皆さまのご興味に応える数々のイベントをご用意しています。

デザイン

  • メイカーに会う:カルロ・コロンボ

    2024年のミラノサローネ国際家具見本市(Salone de Mobile 2024)にてイタリアの建築家兼デザイナー、カルロ・コロンボ氏にインタビューを行い、ベントレーホームの最新コレクションとして同氏が手掛けた作品についてお話をうかがいました。 

    最新コレクションは、ベントレーとイタリアの家具デザイナー3名との共作です。コロンボ氏がデザインしたのは、ピュアなフォルムと優雅さと素材にこだわった「チルトン シーティング」と「ラングポート ベッド」。ラングポート ベッドはヴェニアと縞模様とメタルインレイが特徴的で、ベントレー独特のスタイルが表現されています。チルトン シーティングには縦型の装飾やレザーファブリック、車のシートを思わせる木製パーツが取り入れられています。どちらも熟練の職人技が光る逸品です。

  • アトリエ:コンペティション

    ベントレーはセントラル・セント・マーチンズ大学およびカルテッド社(Culted)と提携し、ファッションと自動車デザインを融合させたデザインプロジェクトを数ヶ月前に立ち上げました。プロジェクトの参加者は大学でファッションを学んだ卒業生5名。今年のメットガラのテーマ「Superfine:Tailoring Black Style」(華麗なるブラックスタイル)と、ベントレーのベンテイガ アトリエ エディションをインスピレーションの源とし、現代的な視点を取り入れたブラックダンディズムをデザインしてもらいました。

    その結果、大胆かつ新鮮で表現に富んだ作品が生まれました。優勝したのはロンドン在住のデザイナーであり、自動車が持つ美をこよなく愛するエラ・ダグラスの作品。彼女は、シェブロン クラレット ボウ ツイードを使用し、従来のスーツのシルエットにとらわれない彫刻的なドレスを創り上げました。ベンテイガのフォルムと優雅さをデザインに落とし込んだドレスには、ブラックダンディズムの変遷に対する深い理解が込められています。

    彼女へのインタビューでは制作プロセスのほか、晴れ着を着て教会に行く人たちやデニス・ロッドマンなども参考にするという彼女のインスピレーションの源について、さらには新進クリエイターへのアドバイスなどを聞きました。ベントレーのデザイン哲学が路上を走る車だけでなく、創造性を幅広く刺激することを再確認できたプロジェクトでした。

  • 新しいベントレー・ウイング

    ベントレー106年の歴史の中で5度目、そして前回の変更から20年ぶりにベントレーウィングのデザインが刷新されました。新エンブレムとともにベントレーモーターズの新章が幕を開けます。時を同じくして、クルー本社に新たなデザインスタジオがオープンし、7月8日にはベントレーの未来のビジョンを具現化したコンセプトカーの発表が控えています。

    新しいウィングドBはデザインディレクターのロビン・ペイジがリーダーとなり、社内でデザインされたものです。彼はこのエンブレムについて、「ラグジュアリーブランドというものが、様々なストーリーの上に成り立っているとしたら、エンブレムはそれを象徴するものです」と説明しています。クリーンかつシャープで威厳を感じるデザインの新エンブレムは、どこまでもパワフルで革新的で洗練された現代のベントレーにぴったりです。

    新エンブレムは社内コンペの優勝作品であり、デザインしたのはインテリアデザインチームのヤング・ナムです。中央の「B」とダイヤモンドインナーウィングは従来のデザインを引き継いでいますが、高級腕時計の優雅さと精密さをイメージした彫刻的なフォルムとシンプルなラインが新鮮です。

    「ますます複雑化する現代に必要なのは(中略)シンプルで洗練されていることです」とロビン。エンブレムの中心で宝石のように輝く「B」が単体でもロゴとして利用できるのは、まったく新しい試みです。

    新エンブレムは見た目が変わっただけではありません。ベントレーのデザイン言語がこれからも進化し続けることを示唆しています。新エンブレムは、新しいコンセプトカーのフロント部分に初登場します。ベントレーの未来とともに、輝かしい過去から得たインスピレーションを感じます。

    ベントレーのエンブレムは、モーション、パフォーマンス、エレガンスの象徴です。その思いは、創業者のW.O.ベントレーが1919年に友人のF・ゴードン・クロスビーにウィングドBの製作を初めて依頼したときから少しも変わっていません。それから1世紀以上を経て、新デザインに生まれ変わったエンブレム。新たな時代は今始まったばかりです。

  • EXP 15 誕生の舞台裏

    ベントレーの未来を大胆に具現化した最新のデザインコンセプト、EXP 15が今週公開されました。ベントレーの最新鋭デザインスタジオで発表されたEXP 15には、当社が受け継いできたグランドツーリングの伝統と電動化によるまったく新しいデザイン哲学が融合しています。

    EXP 15は、「ブルートレイン」の愛称で親しまれた1930年製スピード シックス クーペなどの名車からインスピレーションを得ており、まっすぐにそそり立つグリル、ボンネットから途切れなく延びるライン、彫刻のような力強いプロポーションが特徴です。EXP 15のエクステリアは、未来のベントレーを形作る5つ基本原則に基づいて設計されています。

    EXP 15のインテリアはラグジュアリーな3シートレイアウトです。インテリアの仕様を決定するときはバーチャルリアリティを利用します。英国伝統のクラフツマンシップに持続可能な素材と高度なデジタル技術が融合していることに加え、シートレイアウトを簡単に変更できたり、目立たない収納スペースがあったり、トランクが贅沢なピクニックスペースに変身したりと、革新的な設計が融合しています。

    ベントレーが目指す未来をEXP 15が明確に示します。電動化を優雅に実現し、目的に基づいてイノベーションを進め、ひと目でベントレーと分かるキャラクターを大切にする未来をベントレーは目指します。