Continental GT Speed Driving Round Bend in South Africa

コンチネンタルシリーズ

2003-2018

コンチネンタルGTの洗練されたラインは、初代が登場して以来21世紀を通してベントレーのグランドツアラーを特徴づけてきた、パワーと洗練性の比類なき融合を反映したものです。きらめくクロームのディテール、21インチ10ツインスポークホイール、ブラックグリル、グロスブラックのフロントスプリッターなどにより、ひと目でそれとわかるこの車は、ベントレーが描くグランドツアラーのビジョンの真髄といえる存在です。

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コンチネンタルGT (2003)

新たなカテゴリーを生む車
驚異的な第2世代モデル
唯一無二の存在

コンチネンタルGTのクーペモデルとコンバーチモデルは、パワフルでスタイリッシュなラグジュアリーグランドツアラーという新たなカテゴリーを生み出しました。2003年の発売当初はW12の1モデルのみの構成で、これが後に続くすべてのモデルの基準となりました。続いてコンバーチモデルが登場。その後、さらにパワフルでスポーティなラグジュアリーを体現するパフォーマンス重視のコンチネンタルGTスピードが発売されました。2009年には、それまでにないスリリングな走りを実現する初のコンチネンタル スーパースポーツが登場しました。

2010年にデザインを一新した第2世代コンチネンタルが登場。すでに定番となったW12 エンジンとならんで4.0リッターV8エンジンが導入されました。これらのエンジンは、シリンダーの半分を自動停止させ、必要なときに途切れることなく作動できる可変シリンダーシステムなどの革新的なテクノロジーによって効率が大きく向上しました。それから数年の間に、世界中で高まるお客様のニーズに対応するため、さらにモデルが追加されました。2014年にはレースサーキットをインスピレーションにしたコンチネンタルGT3-Rが登場し、2017年には710PSという驚異的なパワーする発揮するベントレー史上最速の公道モデル、コンチネンタル スーパースポーツの第二弾が登場しました。

日常的な実用性、洗練されたなクラフトマンシップ、卓越したパフォーマンスが融合するコンチネンタルは、依然として他の追随を許しません。現在では、サンフランシスコから上海まで、世界中の大都市でコンチネンタルの滑らかななシルエットを目にすることができます。それでもやはり、多くの人にとっては広く開けた道路こそがベントレーの、そして世界で最も爽快なこのグランドツアラーの心の故郷であり、その価値を十分に感じられる場所であることに変わりありません。

コンチネンタル (2003-2010)

ベントレーは、2003年に発売した革新的なコンチネンタルGTでグランドツアラーのデザインを刷新し、再定義しました。卓越したエンジニアリングとスーパーカーパフォーマンスをその核とし、ベントレーが開発・チューニングしたW型12気筒6リッター ツインターボエンジンを搭載しました。コンチネンタルGTはグランドツーリングを再定義し、2003年から2010年にかけて、ベントレーは見る者の視線とドライバーの心を奪うグランドツアラーを生み出しました。

 

2005年には、それまでのコンチネンタルGTと同じパワフルなW12エンジンを搭載したコンバーチブルモデルが登場し、オープンエアの開放感を感じながらグランドツアーを楽しめるようになりました。2007年には、パワフルなGTの性能をさらに追求しつつ、比類ない洗練性とクラフツマンシップを体現するスピードモデルが誕生し、2009年にはそのコンバーチブルモデルが発売されました。

 

デザインのインスピレーション

コンチネンタルGTシリーズ51は、ベントレーのデザインスタジオを記念して、ベントレーのトリムデザイナーが開発した個性的なデザインが光るインテリアとエクステリアを特徴としました。この年、コンチネンタル スーパースポーツが登場し、究極のドライビングパフォーマンスを追求するベントレーの代名詞となりました。スーパースポーツは、ベントレーが受け継ぐレーシングの遺産と1920年代のル・マンレースの勝者からインスピレーションを得て、クーペとコンバーチブルの両モデルが発売されました。

 

レースで戦うために生まれたベントレー

スーパースポーツでベントレー最速のロードカーを生み出しただけにはとどまりません。世界ラリー選手権のチャンピオンのユハ・カンクネンが再調整されたスピードスポーツ コンバーチブルでフィンランドの氷上で疾走し、世界の氷上最速記録を更新しました。この驚異的な偉業を記念して、2011年にはスーパースポーツ コンバーチブルISRエディションが発売されました。

 

ベントレーの初代コンチネンタルGTは、限りなくラグジュアリーで洗練されたハンドクラフトマンシップとパフォーマンス特性の絶妙なバランスを保つモデルの代名詞となり、すべてのコンチネンタルGTドライバーがそれぞれの解釈に沿ったグランドツアラーを手にすることができました。

 

新時代

2010年、ベントレーは数々の功績と賞賛を経て、オリジナルのGT 2003年モデルを新しい世代のドライバーのために新たに創造し直しました。

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コンチネンタルGT (2003)

欲望をかきたてるモデル
極めて安定した乗り心地とハンドリング
卓越したグランドツーリングの伝統

2003年に発売されたベントレーの初代コンチネンタルGTは、その美しいフォルムに紛れもないベントレーのデザインDNAが受け継がれた芸術作品でした。そのたくましいボディには最先端の技術が注ぎ込まれ、卓越したエンジニアリングとスーパーカーパフォーマンスをその核とし、ベントレーが開発・チューニングしたW型12気筒6リッター ツインターボエンジンが搭載されました。

550bhp (560PS)のパワーとそれに見合うトルク。静止状態から時速60mphまでわずか4.7秒(0-100km/h加速4.8秒)。最高速度190mph (300km/h超)。6速トランスミッション。オールホイールドライブがもたらす卓越した安定性が意のままのハンドリングが可能です。

パーフェクトなバランスと真のラグジュアリーを宿す、欲望をかきたてるモデル。広々とした空間、最高級のウッドパネル、高品質レザー、ハンドクラフトマンシップが作り出す個性には、卓越したグランドツーリングの伝統が息づいています。

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コンチネンタルGTC (2005)

爽快なエレガンス
情熱的なパフォーマンス

2005年に発売された初代コンチネンタルGTCでは、爽快感とエレガンスのバランスが表現されました。その流麗で完璧なシルエットには、ベントレーの気品あるコンバーチブルの伝統が受け継がれ、非の打ち所がない美しいプロポーションの随所に比類なきクラフトマンシップと洗練されたテクノロジーが散りばめられています。

心臓部に12気筒6リッター ターボエンジンを搭載し、圧倒的なパワーとトルクが発生し。情熱的なパフォーマンスと羨望のドライビングエクスペリエンスを生み出す華麗なコンバーチブル。

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コンチネンタルGTスピード (2007)

最高のパフォーマンスを追求
ベントレーの伝統がインスピレーション
真のグランドツーリングパフォーマンス

初代コンチネンタルシリーズの主力モデル、コンチネンタルGTスピード。最高のパフォーマンスと俊敏なハンドリングを追及する、ドライブの熱狂的な愛好家のために生まれました。

ベントレーの伝統に息づく優美さとパワーをインスピレーションにしたコンチネンタルGTスピード。驚異的なパワー、メリハリのあるハンドリング、シャープなステアリングレスポンスを兼ね備え、高い俊敏性と優れたボディコントロールが実現しています。ベントレーが1920年代から受け継いできたハイパフォーマンスモデル 「スピード 」をインスピレーションに、スポーティ性をさらに高めました。

スペースに妥協しないパワー、快適性に妥協しないハンドリング、ハンドクラフツマンシップに妥協しないテクノロジー、そして、ベントレー伝説のラグジュアリーが加わった真のグランドツーリングパフォーマンスを兼ね備えています。

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コンチネンタルGTCスピード (2009)

ダークでスポーティ
コントラストが織りなす世界
五感に響き渡る体験

2009年に発売された初代コンチネンタルGTCスピードは、コンチネンタルGTCのグランドツアラーとしての本質はそのままに、よりダークで、スポーティかつ精悍な個性をまとったモデルです。

この初期のコンチネンタルGTCスピードは、ダーククロームのグリル、20インチのマルチスポークスポーツホイール、ツインライフルドスポーツテールパイプが特徴的です。室内には、マリナーのダイヤモンドキルティング レザーシート、ローレット加工を施したクロームのレザー巻きスポーツレバー、アルミインレイを施した3本スポーク レザーステアリングホイールなど、コントラストが織りなす世界が広がります。

ルーフを閉じて、穴あけ加工が施されたアロイスポーツペダルを踏み込めば、五感に響き渡る体験を楽しめます。低めの車高がさらにディープなドライビングエクスペリエンスを生み出し、ESPに新たに搭載されたスポーツモードがその効果を一層高めます。優れたボディコントロール、向上したハンドリングダイナミクス、抜群のグリップが優れた俊敏性を提供し、新しいリア固定スポイラーがエアロダイナミクスを向上させます。そして、豊潤でスポーティなエキゾーストノートが耳にこだまします。

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コンチネンタルGTシリーズ51 (2009)

ベントレーのスタイリング部門の誕生
最高品質の素材
自信に満ちたスタイリッシュな印象

コンチネンタルGTシリーズ51は、才能豊かなジョン・ブラッチレーが初のスタイリング部門を正式に設立した年にちなんで名付けられました。コンチネンタルGTのパワフルでスポーティな路上での存在感をさらに際立たせるため、51シリーズのすべてのモデルに極めて個性的なインテリアカラーと独特のエクステリアデザインが採用されました。

ベントレーのカラー&トリムチームが特別にデザインした3トーンのインテリア。ベントレーのデザイナーが厳選したインテリアを引き立てるダッシュボードとセンターコンソールの最高品質素材。円を描くように精密な模様を刻んだ「エンジンスピン」加工のアルミニウム内装は、ダークとブライト。暗色と明色のレザーが印象的なコントラストを生み出し、51シリーズのためだけに特別に用意された限定エディションのアンボイナウッドパネルが使用されています。

51シリーズには、自信に満ちたスタイリッシュな印象を与える20インチ14スポークポリッシュダイヤモンドホイールと暗色のセンターキャップが装着され、フロントフェンダーにはこのモデルの特徴となる「51」のバッジが取り付けられました。コンチネンタルシリーズ51は、クーペとコンバーチブルの2モデルが用意されました。

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コンチネンタル スーパースポーツ (2009)

スリルを追及した設計
インスピレーション
外見を超えた変化
想像を絶する最もスリリングなドライビングエクスペリエンス

ベントレーのコンチネンタル スーパースポーツ2009のすべては、想像を絶するスリリングなドライビングエクスペリエンスを届けるという、ただひとつの目的のために設計されました。

「スーパースポーツ」の名前は、1925年に発売されたベントレー スーパースポーツに由来します。このモデルはベントレーを象徴する3リッターエンジンのレース仕様で、一般的な車両ではわずか15bhpだった時代に85bhpを発揮しました。また、時速100mphに到達した初の量産車でもあり、当時では極限とも言えるパフォーマンスでした。

2009年式のコンチネンタル スーパースポーツ クーペは、低く構えた、アグレッシブで力強いスタンスが特徴です。このデザインは、単に外観の魅力を高めるだけでなく、車両の技術的な性能向上にも貢献しています。例えば、印象的な縦型フロントエアインテークは、ツインインタークーラーへのエアフローを10%増加させ、630PSを発揮する先進的なW12エンジンがさらなるパワーとトルクを生み出すことを可能にしました。また、再設計されたホイールは、ブレードのような10スポークデザインにより、量産車史上最大となるカーボンセラミックブレーキへ効率的に空気を送り込みます。

最高速度204 mphを誇るコンチネンタル スーパースポーツ 2009は、2009年の発売から2017年に新型コンチネンタル スーパースポーツが発売されるまで、ベントレー史上最速かつ最もパワフルな量産車となりました。オリジナルのスーパースポーツ 2009は追加のパワーと軽量化により、0-60マイル加速はわずか3.7秒。すべては、想像を絶するスリリングなドライビングエクスペリエンスを届けるという、ただひとつの目的のために設計されました。

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コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブル (2010)

当時最速のベントレーのコンバーチブルモデル
最高速度202 mph
改良されたW12エンジン

ISR限定エディションの誕生に先立ち、2010年にコンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブルが発売されました。コンチネンタル スーパースポーツ クーペと同じ630PS (621bhp/463kW)のW12ツインターボエンジンを搭載したスーパースポーツ コンバーチブルは、ベントレー史上最速かつ最もパワフルなコンバーチモデルで、実際に当時の市場においても最速の4シーターコンバーチブルモデルとなりました。

コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブルの最高速度は時速202 mph。発売当時、ベントレーで最も速くパワフルな量産コンバーチブルモデルとなりました。追加のパワーと軽量化により、0-60マイル加速はわずか4秒を実現しました。

この驚異的な数値は、改良されたW12エンジンを搭載し、軽量化とキャリブレーションの改善が加わったコンチネンタル スーパースポーツ 2017でさらに向上し、真のスーパーカーパフォーマンスが実現しました。

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コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブル IRSエディション

世界新記録を樹立
凍てつくバルト海を疾走
0-60マイル加速3.8秒

コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブルISR限定エディションは、2011年2月10日にフィンランドのボスニア湾の海氷上でコンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブルを疾走し、氷上スピードの世界新記録を樹立して世界ラリー選手権の4度目の王者に輝いたユハ・カンクネンの偉業を記念して製作されました。

全輪駆動のスーパースポーツ コンバーチブルが凍てつくバルト海に設けられた全長16.5kmの特設コースで時速205.48mph (330.695 km/h)を記録し、2007年にコンチネンタルGTでユハ自身が樹立した時速199.83mph (321.6 km/h)という記録を打ち破る偉業を成し遂げました。これを記念して、コンチネンタル スーパースポーツISRコンバーチブルが100台限定で製造されました。

コンチネンタル スーパースポーツISRコンバーチブルの6リッターW12ツインターボエンジンは、出力640PS (631bhp / 471kW)を発生し、0-60マイル加速3.8秒(0-100km加速4.0秒)で、静止状態から時速100マイルまで9.5秒という驚異的なスピードを実現しました。

コンチネンタル (2010-2018)

2010年、ベントレーはコンチネンタルGTで2003年の発売以来初の大幅なデザイン変更を行いました。現代のベントレーの真髄を成すこのモデルを一連の新モデルを導入して刷新し、コンチネンタルの比類なきクラフツマンシップ、洗練されたスタイル、無限に近いパワーを、まったく新しいレベルへと押し上げました。新しいテクノロジーを採用し、さらなる効率化を図り、最先端の素材、洗練された新しいシルエット、よりスポーティな印象を取り入れました。

 

2015年にはより燃費効率の高いV8パワートレインを導入して、シリーズをさらに進化させました。それからまもなくして、コンチネンタルGTはエリートGT3レースへのデビューを果たしました。ベントレーのモータースポーツチームは、レーストラック用にマシンを改良して技術的に進歩させ、それらの技術が追って公道モデルにも取り入れられました。

 

進化を続けるシリーズ

モータースポーツにおけるベントレーの活躍を受けて2014年に公道仕様のコンチネンタルGT3-R限定モデルが発売されました。さらに2015年には、コンチネンタルGTシリーズ全体が進化を遂げ、フェンダー、バンパー、ラジエーター、ウィングベント、トランクリッドのスタイリング変更によってさらにコンテンポラリーな印象が強まり、シートの仕上げ、ペイントカラー、ホイールの新オプションも導入されました。エンジンルームでは、V8とW12の両エンジンのアップデートにより出力が向上し、新しい可変シリンダーシステムの導入によって燃費の向上と排出量の削減も実現しました。

 

2017年までにコンチネンタルGTは、コンチネンタルGT V8から超パワフルなコンチネンタル スーパースポーツまでの10モデルから選択が可能になりました。このページでは、2010年から2018年までに発売された全モデルの詳細をご覧いただけます。

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コンチネンタルGT (2010)

真髄を成すモデル
コンテンポラリーで先進的なスタイル
最先端
テクノロジー

2003年に初代が発売されて以来、コンチネンタルGTはコンチネンタルシリーズの真髄を成すモデルとなりました。第2世代のGTはさらにパワーを増し、そのW12エンジンは582 bhp (590 PS)という驚異的な出力を実現しました。

流れるような美しい「スーパーフォーム成形」のボディとシャープなデザインラインは、20インチの6トライスポークホイールによってさらに引き立てられ、力強いインナースポークとエレガントなアウタースポークの組み合わせが、路上での存在感を際立たせます。

また、よりダイナミックな印象を与えるには、先進的でモダンな21インチ10スポークプロペラホイールもご用意しています。

室内では、ローレット加工が施されたパドルシフトがステアリングホイールに装備されています。その先に広がるダッシュボードは、ベントレーの「フライングB」の翼を連想させる、さりげなくも美しいデザインです。また、フロントシートには専用のベンチレーションシステムと最新のリラクゼーションシステムが備わっています。

コンチネンタルGTのクーペモデルとコンバーチブルモデルには、コンチネンタルの驚異的なパフォーマンスに妥協することなく排出量を削減し、燃費を向上させる可変シリンダーシステムが採用されています。コンチネンタルGTクーペは、静止状態から時速60マイルまでわずか4.3秒でスムーズに加速し(0-100 km加速4.5秒)、最高速度は時速198 mph (319 km/h)に達します。コンチネンタルGTコンバーチブルの0-60マイル加速は4.4秒、最高速度は時速196 mphです。

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コンチネンタルGT V8 (2012)

V8のエンジン音
可変シリンダーシステムテクノロジー
エクステリア仕上げ

V8のエンジン音をこよなく愛すドライバーのために、2012年に登場したベントレー コンチネンタルGT V8は、ボンネット、トランク、ホイールセンターに装着された赤いエナメルのウィングドBが特徴です。

コンチネンタルGT V8のクーペとコンバーチブルは、燃費効率を向上させつつ、必要な時に十分なパワーを発揮する可変シリンダーシステムをベントレーとして初めて採用しました。このエンジンは、最大出力時に660Nmという強力なトルクを生み出します。

クーペモデルは、0-60マイル加速がわずか4.6秒、最高速度は305km/h(190mph)に達する圧倒的なパフォーマンスを誇ります。それでいて、CO2排出量はわずか246g/kmと、高い環境性能も両立しています。

コンバーチブルモデルも、0-60マイル加速4.7秒、最高速度301km/h(187mph)と、クーペに引けを取らない加速性能を実現しています。

発売時には7種のエクステリア仕上げと5種のインテリアのレザーカラーの組み合わせが用意されました。Dark Fiddleback Eucalyptusに加え、Burr Walnut、Madrona、Piano Black、Tamo Ash、Dark Stained Madronaからウッドパネルの選択が可能で、ホイールには標準の20インチ6トライスポーク塗装済みアロイホイールのほかに、オプションで同じデザインの塗装済みとダイヤモンドターニング仕上げを選択でき、さらにドラマチックな印象を演出するためにベントレーのデザインチームが設計した、スポーティな特徴を際立たせる4種類の21インチホイールも用意されました。

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コンチネンタルGTスピード (2012)

ラグジュアリーと爽快感の実現
マリナードライビングスペシフィケーション
スピードとパワー
ブラックエディション

コンチネンタルGTスピードは、極上のラグジュアリーと爽快感のパーフェクトなバランスを実現するために設計されました。GTスピードの開発にあたり、ベントレーのシャーシエンジニアはよりスポーティなドライビングエクスペリエンスを創造するために、車高を10mm低くしました。

ダイヤモンドキルティング レザーシート、インデントレザーのヘッドライニング、ウィングドBエンブレムの刺繍入りのヘッドレストを特徴とするマリナードライビングスペシフィケーションが標準装備。穴あけ加工が施されたアロイスポーツペダル、ローレット加工のスポーツシフトレバー、ジュエルオイルフィラーキャップとジュエルフューエルフィラーキャップが、ベントレーの長いレーシングの歴史を感じさせます。

最高出力642PSを誇るコンチネンタルGTスピードの0-60マイル加速は3.9秒(0-100km加速4.1秒)、最高速度は206mphです。超ハイパフォーマンスのコンチネンタルGTスピード コンバーチブルは、0-60マイル加速はわずか4秒、最高速度は204mphです。

2016年に、スピードのコンバーチブルモデルとクーペモデルのブラックエディションが発売されました。このエディションでは、クロームの光沢トリムの代わりにグロスブラックが使用され、Hallmark、Beluga、St. James’ Red、Cyber Yellowの印象的なアクセントカラーの選択が可能となりました。ダークティントクローム仕上げのスポイラー、フロントグリル、エアインテークが、ダークティントの印象的なフロントライトとリアライトとマッチされました。ダークティントの21インチ スピードアロイホイールはこのモデル限定となっており、楕円形のライフルドテールパイプが力強い深いエキゾーストノートを響かせます。

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コンチネンタルGT V8 S (2013)

パフォーマンス重視の走り
ブラックエディション
モデルのスピード

2013年に発売されたコンチネンタルGT V8 S。特徴的な赤いエナメルのウィングドBのバッジは標準のV8モデルと同じですが、よりパフォーマンス重視のドライビングエクスペリエンスを提供するモデルです。10mm低いスポーツサスペンション、減衰調整、アンチロールバーのアップグレードによって、コンチネンタルGT V8と比較して敏捷性、ボディコントロール、コーナリングが向上し、さらにステアリングの再調整によりフィードバックとフィーリングが強化されました。フロントスプリッター、サイドシル、リアディフューザーを含む流線型のボディキットにより、フロントエンドのリフトが低減されて空力性能がアップし、高速安定性が向上しています。印象的なグロスブラックのラジエーターグリル、20インチのオープンスポークホイール、レッドに塗装されたブレーキキャリパーが全体を引き締めます。

2016年にクーペとコンバーチブルの両モデルで、ブラックの21インチ7スポークホイール、ブラックのエクステリアディテール、ダークティントライトを追加した限定ブラックエディションが発売されました。ボディキット、ドアミラー、ブレーキキャリパーにSt. James’ Red、Hallmark、Beluga、Cyber Yellowの4色のアクセントカラーが用意されました。

ブラックエディションと標準モデルはどちらも4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力520bhp (388 kW / 528 PS at 6,000 rpm)、最大トルク680Nmを発生します。その結果、時速60mphに4.3秒で到達し、最高速度は時速192mph (309km)に達します。GT V8 Sコンバーチブルの0-60マイル加速は4.5秒、最高速度は191 mph (308 km/h)です。

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コンチネンタル GT3-R(2014)

レーシングカーをベースにした公道モデル
軽量化・低車高化
究極のパフォーマンス

ベントレーGT3をインスピレーションにしたコンチネンタルGT3-Rは、おそらくベントレーがこれまで生産してきたロードカーの中で最も妥協のない、こだわりのモデルと言えるでしょう。さらに、生産台数が限られていたため、GT3-Rは常に極めて希少な存在となります。一部のドライバーにとっては、パフォーマンスが究極のラグジュアリーです。だからこそ、ベントレーはGT3-Rのバッジが意味するすべてのパワー、応答性、加速性能を備えた公道を走る究極のGTとなるGT3-Rを開発しました。

ベントレーはGT3-Rでカーボンファイバーを増やし、チタン製エキゾーストを採用。リアシートを取り外して、最も軽いコンチネンタルV8より100キロの軽量化を実現しました。さらに、車高を下げて重心を低くし、タイトなハンドリングと高速でのコーナリングを可能にしました。

加速性能はハイパフォーマンスカーの証です。ベントレーはGT3-R向けに8速クイックシフトトランスミッションの最終減速比を小さくし、キャリブレーションを強化してギアシフトのさらなるクイック化を図りました。トランスミッションの変更がエンジン設計と軽量化を補完し、その結果、0-60マイル加速はわずか3.6秒(0-100 km加速3.8秒)という、これまでのベントレーの公道モデルで最速の加速性能が実現しました。

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コンチネンタル スーパースポーツ (2017)

第2世代
デザイン
6.0リッターW12エンジン

2017年に発売された第2世代のコンチネンタル スーパースポーツは、ベントレーのパフォーマンスを究極のレベルへ押し上げました。俊敏なハンドリング、圧倒的な加速性能、そして驚異的な最高速度を備え、クーペ、コンバーチブルともにこのシリーズで最も爽快なモデルとしての地位を保っています。

いたるところにカーボンファイバー製のアクセントディテールを採用した大胆なボディスタイリングが、軽量化とスポーティ感の向上に貢献しています。特徴的なカーボンファイバー製ボンネットベント、サイドスカート、そしてリアスポイラーが空力性能を最適化しながらスーパーカーのスタイルをさらに際立たせます。コンバーチブルの流線形で滑らかなボンネット。ダークティントのフロントライトとリアライト、ブラックとブライトの21インチのマシンド鍛造スポーツアロイホイール、グロスブラックのテールパイプ、グロスブラックのマトリックスグリルなど、どこから見てもドラマチックな印象です。今でも、コンチネンタル スーパースポーツを一目見れば、それがベントレー史上最もパワフルなパフォーマンス重視のモデルだということがわかります。

ベントレーのエンジニアがチューニングした6.0リッターW12エンジンは、最高出力700 bhp (710 PS)、最大トルク1017Nmの驚異的なパワーを発生します。その結果、コンチネンタル スーパースポーツ クーペでは、0-60マイル加速はわずか3.4秒(0-100 km加速3.5秒)、最高速度はベントレーで最高の時速209mph (336 km/h)に達します。スーパースポーツ コンバーチブルでは、0-60マイル加速はわずか3.7秒 (0-100km加速3.9秒)で、特にコンバーチトップを下げた状態では最高速度205mph (330km/h)という驚きのスピードが実現します。さらに、オプションのスーパースポーツXスペシフィケーションに含まれるチタン製エキゾーストシステムを装着すれば、その迫力のエンジン音がさらにパワーを増します。